カテゴリ:コント( 16 )

損をする

女神「あなたが落としたのはこの金の乳首ですか?それとも銀の乳首?」

木こり「落とすわけねえだろっ!」

女神「正直者にはこのプラチナ乳首を与えましょう」

ぺかーっ

数年後。お風呂にて。

娘「おとうさんのおっぱいぴっかぴかー」
父「・・・」
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by zan9h | 2016-02-27 17:01 | コント | Comments(0)

ぶらだま

ぼちぼちお盆。つったらお化けでしょ。

怪談考えた。

深夜の廃工場から陽気な音色が聞こえる。行くと、暗がりに青白く揺らめくまあるい物体。ゆらゆらと音に合わせてリズミカルに浮遊する。

ひっ、人魂!?

目を凝らすとぼんやり輪郭が見えてきた。ケツ。そいつはぶりんとダイナミックなケツ。耳に響くのはサンバ。カーニバルは夜通し続いた。

後日、調べると工場はアパレルメーカーが水着作ってたところとわかった。主力としてブラジリアン水着を製造。日本じゃまだまだニッチで流行に乗れずつぶれてしまった。

この奇妙な体験がきっかけでブラジルに興味を抱き、オリンピックを機会に思い切ってリオに渡航。ガイドのパツキン女性と話が弾み、やがて恋に落ちる。

ベッドに横たわる豊満なオシリを見ながら思う。

ああ、あの時見たのはコレだったんだ。オレ、こいつと一緒になろう。

人魂ならぬケツ魂(結婚)だけになっ!

大した話じゃ無い。
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by zan9h | 2015-08-12 17:49 | コント | Comments(0)

PRL

ポロリもあるよ、に対抗して、ポロリはあるよ。

爺「いいかい、この世にポロリなんてものは存在しないんじゃよ」

少年「そんなことないやい!ポロリはあるよ!きっと、あるよっ!」

純粋な心で願えばその思いは叶うとかそんなん。
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by zan9h | 2015-05-06 17:15 | コント | Comments(0)

しりたん

「精神疾患…ということですか?」

髭面の刑事が聞き返す。
だから、そういうことじゃないんだって。

ところで刑事が髭を伸ばすというのは戴けない。人相目立たせてどうすんだ。
それを承知でその面だとしたら、まあ、頑固なのだろう。

こういう人種は厄介だ。頭ン中が他人の嗜好に寛容ではない。

新見次夫は言っていた。

「目の前をチラつくともうどうしようもなく堪らんのですぅ」

通勤電車。
走行に揺れる女の尻に、顔を埋めたくなる衝動にかられるのだそうだ。

「座らなければよろしいのでは」
「始発なのに立っているのもおかしいでしょう?」

途中の駅で込むらしい。

「もういつやってしまうか。たすけてくださいっ」

切実な訴えに抗精神病薬で解決してしまうのも酷なので、代用品を見繕った。
それでとりあえずは納まった…と思ったのだけれど。

「これが処方と同じものです」

刑事が手に取る。
堅物にはわからんだろうなあ。

「すべすべ…してますな」

お?少しは理解があるのかも。

「よろしければ、ばふっとやってみてください」
「ばふ、ですか?」

戸惑う髭面ににんまり微笑み返してやったらあっさり見識を深めてくれた。
駄目押しに件の誂えたクッションを差し上げる。公権力に賄賂は仕事の潤滑剤だ。

新見次夫が死んだ。自らの車で駐車場の壁に激突して。

刑事から見せられた写真の男は、エアバッグに挟まれ満面の笑みを浮かべていた。
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by zan9h | 2011-05-31 17:48 | コント | Comments(0)

しりたん

「叩くんです」

「それはもうバシンバシンと。私耐えられなくて」

女は泣きながら着物を捲り上げると、屈んで腰を向けた。

手形。
女のまあるい尻には鮮やかな紅葉模様が刻まれていた。

ああ、なるほど、これか。

『妻はどうも浮気をしておるようなのです。尻に揉み摘まれた痣を見つけ、いてもたってもおられなくなって、つい。悔しい一心で、その痣消してやろうと、平手でえいやあ』

えいやあ、ね。それにしてもひどいものだ。
軟膏塗って、痛み止めの飲み薬を処方してやった。

数日後。

「もっと、こう、若い奴かと」

依頼主が写真を手に取る。

「田野前祐吉、78歳」
「78、ですか?妻はこんな、その、老人と」

「奥さんは潔白ですよ」
「はあ?では、この人は?」

「産婦人科の先生です。今は引退されて息子さん家族と暮らしています」

きょとんとした顔をされる。

「奥さんを取り上げたのが田野前先生です。痣はその先生の指によるものです」
「ええっ!?で、でも、妻に普段そんな痣は」
「発汗等で浮かび上がることがあるんですよ。よっぽど激しい運動をしてたのでしょうな」

にんまりしてやったら、依頼主は言葉を失い真っ赤になって縮こまった。

「やさしくしておあげなさい」

男は汗をハンカチで不器用にぬぐい、小さく頷くと、札の入った封筒をそっと机に置いてそそくさと出て行った。

ところで、ここにもう一つ封筒がある。
依頼主よりちょっと多め。

旦那に満足出来ないとお嘆きの彼女は…、まあそういうことだ。
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by zan9h | 2011-05-11 21:41 | コント | Comments(0)

人になる

景色がぐらついた。
ぐるぐる回る。雲が。ビルが。顔が。ぐるぐる。ぐるぐる。

止まった。全部。
死ぬのだ。そう直感した。

だって天使がいるのだ。
翼を背に生やした少女がまるい目で覗く。

「お迎えですか?」「どうして?」「天使さまでしょう」「違うわ」「だってそれ」「これ?」

バサリと羽が舞う。

「これは…名残ね」「名残?」「もうすぐしたら、消える」「消える…?」「そしたら」

少女は笑い、続く言葉を飲み込んだ。

「…死ぬのか」「そう思う?」「なんとなく」「そうね、死ぬわ。あなたと私のどちらか」

どちらかが…死ぬ?…そうか。これは選択なのか。

「キミは生きるといい」「…生きたくないの?」「いいや、生きたいさ」「ならどうして?」

まるい目が疑問を投げかける。

「キミが私より若いから」「若い?それは…そうね」「子供が年寄りより先んじてはいけない」

息子を亡くした。まだ小さかった。代われるものなら…その思いを抱き今まで生きてきた。

「キミは生きなさい」

少女が困惑した顔をする。首を捻りうんうんと唸り声を揚げ…そして。

「決めた!」「…決めてくれましたか」「先送りにするわ」「は?先送り?」
「進むだけなのもつまらないし」

少女はウインクし、パチンと指を鳴らすと…鳥になった。翼はためかせ、大空へ。

気が付くとベッドの上だった。
散々泣きじゃくった妻が、医者から告げられた病名を教えてくれた。

おしまい。
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by zan9h | 2009-01-24 20:54 | コント | Comments(0)

空耳アワー

「貴様、知り過ぎたようだな」

「尻好きだー?」

「うん。ごめん」
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by zan9h | 2008-10-14 23:22 | コント | Comments(0)

本格派

路上で死体発見。

「警部、絞殺のようですね」
「こんな白昼堂々、随分大胆な犯行だな」
「これじゃ流石にすぐ見つかりますね」

「はたしてそうでしょうか」

「誰だ、貴様?」
「勝手に現場に入るな!」

「これは完全な密室殺人だ!」

「は?道のど真ん中だぞ!?」
「ふざけてるのか?」

「…いや。待てよ」
「警部?」

「ここは普段から人通りが少ない。確かこの先は工事中で(省略)」
「なるほど。空白になる時間が(省略)」

「つまり心理的密室と言いたいんだな?」

「いえ。正真正銘、密室です」

「なにー!?」
「ほう。根拠は、なんだ?」

「人は誰もが閉じ込められているのです」

「は?」

「地球という密室にね!」

「こいつ逮捕」

エア密室ミステリーてのはどうだろう。
密室構築しないと推理出来ない探偵。「密室で解けない謎はない」とかアホなことぬかすの。
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by zan9h | 2008-10-07 20:46 | コント | Comments(0)

JJR

うろ覚えジャン・ジャック・ルソー。

300年くらい前。
出生はジュネーブ近くの片田舎。
生まれてすぐ母親亡くす。
家はカルバン派。プロテスタントの走り。カトリック全盛だったから弾圧も厳しかったんじゃないかな。兄ちゃん2人丁稚で、貧乏暮らし。ルソーも物心付くと金属細工屋に丁稚。

「金物とかマジだりーんですけどー」

さっさと止めてトンズラ。
布教活動してるバランス夫人と知り合う。

「人妻サイコー!」

バランス夫人の庇護の下、教会で勉学に励む。
…も、夫人とのただれた関係がバレ、追放。

「教会マジむかつく。ぜってー許さねー」

バイトの日々。
家庭教師などで日銭を稼ぐも長続きせず。

「うん。京都に行こう」

パリに。
音楽劇の作曲などするも受けはさっぱり。

「いつの時代も天才は理解されないものなのだよ」
「こないだのオペラ座、最高でした!」
「マジ?あんたいい奴だな」

百科全書編纂してるディドロと親友になる。
彼のツテで哲学者グループと親交するも、生活は今一つ。
しかし、人妻やホテルの女中たらしこんだり下の方は絶好調。5人も子供作る。

「産めよ!増えよ!」

ちなみに子育てに興味は無く、いずれの子も孤児院送り。

「あー…腹減ったー。金ねー」

懸賞論文を送る。これが見事一位当選。一躍有名人に。
調子に乗って、文筆、作曲業と精力的に活動し次々に作品を発表。どれも大当たりする。

「がははっ。この世の春じゃーっ」

調子に乗りすぎ、ケルトとかの自然信仰とキリスト教の結びつきとかタブー的なことまで書いて教会から焚書処分くらう。

「教会死ね!氏ねじゃなく死ね!」

パリを去る。
デピネー夫人の元に身を寄せる。

「困った時は人妻。これ人生の鉄板」

この時期、運命の出会い。
16の少女に恋をする。

「あれ?オレ、ロリじゃなかったのに…。あれれ??」

この少女、実は結婚していた。

「うん。人妻じゃ仕方ないよね。いただきマンモース」

バレる。デピネー夫人とのパトロン関係解消。教会からもばっちり睨まれる。

「この腐敗した世の中がいけないんだ!」
「今回は流石に自業自得でしょ」
「ディドロむかつくー」

ディドロら哲学グループと絶交。文壇でも孤立する。

「オレオワタ」

自暴自棄、重度の被害妄想、完全なノイローゼ。

「コワシテヤル。ミンナコワシテヤル」

この頃書いた社会批判が後世に支持されようとは夢にも思わず。
フランスでの風当りが強くなり、スイスやイギリスに国外逃亡。

「ご旅行ですか?」
「ええ。自分探しのね」

定年間際の年齢である。
ほとぼりが冷めたのでパリに戻る。

「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」

晩年は自然の素晴らしさを書いた瑞々しい作品を残す。
70くらいで永眠。素晴らしい人生であった。

お勧めは、『対話。ルソー、ジャン・ジャックを裁く』
いい感じのサイコパス。
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by zan9h | 2008-09-29 23:00 | コント | Comments(1)

マグロ一直線

柔道宇宙一決定戦。

「くらえ!アルティメット山嵐!!」

『ああーっ!6本の腕が嘉納を襲うー!!』
『アシュラ星人独特の技ですね。これは逃げられませんよ』
『…ああっと!?こ、これは??』

「な、なにー!?」

『つ、掴んだ!嘉納、6本の腕を一気に掴んだーっ!!!』
『ま、まさか…』

「そうりゃあっ」

『投げたー!!一本背負いーっっ!!!』

「一本!それまでっ」

『勝った!嘉納勝ちました!宇宙一です!』
『見事な一本背負いです。完璧です。感動で涙が止まりません』

『中継が繋がった様です。早速嘉納選手の優勝のインタビューを聞いてみましょう』

「優勝おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「見事な一本背負いでしたね?」
「ありがとうございます」

中略。

「最後に宇宙一になった心境を」

「まだ通過点ですから」

世界選手権で優勝しても通過点とかぬかす人は、いったいどこに行きたいのでしょう。
ドラゴンボールの読みすぎとしか思えない。
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by zan9h | 2008-04-09 22:26 | コント | Comments(0)