狐の嫁93
ネトゲ仲間からオフ会の誘い。
我らがアイドル、かおるんちゃんも参加するとのこと。これは行くしかない。
「二口女」
狐が言った。卓袱台の定位置で大福もちゃもちゃ茶を啜る。
「もう一つの口で手当たり次第に食らう妖怪」
「それがどうした?」
「女は魔性という」
からしでも塗って行きなと言い残し、狐はこーんと鳴くとくるり回転しどろんと消えた。
何をバカなことを…。
オフ会に顔を出す。
声を掛けられた。かおるんちゃん。すごい綺麗な人。
話が弾み、今度二人で食事でもみたいな流れに。こいつはラッキーだ。
と、見目麗しいお顔に何やらうっすらと…。あれ?これって…。
膝に置かれた手がさっきからごつごつしますよ。
…。マジで?
ひえー!くーわーれーるーっ!!
我らがアイドル、かおるんちゃんも参加するとのこと。これは行くしかない。
「二口女」
狐が言った。卓袱台の定位置で大福もちゃもちゃ茶を啜る。
「もう一つの口で手当たり次第に食らう妖怪」
「それがどうした?」
「女は魔性という」
からしでも塗って行きなと言い残し、狐はこーんと鳴くとくるり回転しどろんと消えた。
何をバカなことを…。
オフ会に顔を出す。
声を掛けられた。かおるんちゃん。すごい綺麗な人。
話が弾み、今度二人で食事でもみたいな流れに。こいつはラッキーだ。
と、見目麗しいお顔に何やらうっすらと…。あれ?これって…。
膝に置かれた手がさっきからごつごつしますよ。
…。マジで?
ひえー!くーわーれーるーっ!!
by zan9h | 2009-09-20 10:03 | 狐の嫁 | Comments(0)